優「そう言えば」


優翔の言葉に足が止まる



優「俺達のクラスは?」



‥‥……あー!!!



祐「聞いてなかったんですか?純から」


あー

「うん‥純ちゃんそれどころじゃあなかったからね」笑



優「‥……」



祐「ハァ……純がまた何かしたんですか」


うん、したね!


「優翔が怒るキレるくらい」


祐「!?優翔がキレたんですか?」


はい、バッチリ

優翔はあんまりキレることがないから
そりゃビックリするよね

祐「優翔がキレるって相当なことなんですか?」


「うーん?」


優「いや‥……あれはダメだろ」


まぁ‥……確かに?



・ ・ ・ ・ ・ ・


祐「‥……もしかしてですけど‥……あのゴールドだらけのやつですか?」


おおー!!!



「さっすが祐!正解!!!」



祐「やっぱりですか‥……俺もあれはやりすぎだと思ってましたけど」


祐‥……思うなら、純に言おうよ


優「祐さん‥……思ってたなら言おうよ
一歩間違えたら、あれヤバイことになるよ」


優翔……同じこと考えてる!笑


祐「そうですね……言っとけばよかったです」


そうだよ……そしたら純ちゃんクラスについて
説明できたのに……‥……ん?


話変わってない?


「二人とも話が変わってるよ」


「「あっ!」」


ハモってるし!


祐「ほんとですね‥……たしかクラスの話でしたっけ?」


優「うん」


祐「二人には二年S組に入ってもらいます」


S組?


優「放送のときも思ったんだけど、S組って何?」


祐「Sは容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群、
財閥関係や暴走族関係の中の二つ当てはまれば入れる‥……いわば特別クラスですね」


ふーん

族関係かぁ‥…ちょっと、面倒そうだな
まぁ‥……何とかなるでしょ



それより


「私‥……どれも入ってなくない?」


令嬢のことは隠してるし

暴走族にも今は関わっていない

ブスだし←

運動も普通くらいだし←

頭は‥……まぁまぁ?←



「「ハァ……(出たよ無自覚)」」


???


なんでため息ついてんの?

何か‥……地味に傷付くんですけど?


祐「二人は頭脳と運動で入ってもらいます
(‥……ほんとは全部ですけど、桜花の皆は
二人が辞めたこと納得してないみたいですし)
鈴、いいですか?」


まぁ‥……これなら納得がいく


優翔は‥……暴走族意外全部だけど!


優「もう……行こうよ」


そうだね


「行こうか」


そして……私達は歩きだした