二年前

「優っ!」
「もう!聞いてんの〜?」

「う、うん聞いてるよ」

僕の名前は、神楽坂 優(かぐらざか ゆう)
僕の前で偉そうに怒ってるこの女は、結城 葵(ゆうき あおい) まあ、僕の幼馴染み的なやつだ。

葵は頭脳明晰、スポーツ万能、おまけにルックスもかなりいい。僕と大違いだ。

葵「そう、まあいいけど今日空いてる?図書館に借りてた本返しに行くからついてきてね」

優「えー。やだぁー。」

ゴツンっ!ガラガラガッシャーン!

優「いってぇ〜~〜~〜~〜~!」

葵「もちろん来てくれるよね?」

優「はい。」