//////////!!


「なっ/////!!!ちょっ!!」

赤くなる顔はもう
この際どうでもいい!!

とにかくこの状況に耐えられなくて、




「んー?キスしたら、また叩かれるだろ。いてーんだよ、あれ。」


離そうとする手を、
しっかりと掴まれる。




「いや!!違うから!!」

「んー?なら、キスにする?」



そう言って笑って、


繋がれたままの私の手を引いたので、

そのまま一本和泉の前に近づかされる。



何!?

/////なんなの!!

てか、そ言う事じゃ全然ないし!!!



「ちょ/////!!!すっ、ストップー!!!!」

「あはは。必死すぎ(笑)」



そう言って、
教室では見た事のない、


いたずらっ子のように笑う顔が

思っていた以上に

……可愛いくて/////







「……なんもしねーよ。ばーか。」


まだ、笑って言われる言葉。





そりゃ、そっだ。

何1人、慌ててんだか。


からかわれてるってわかってる。

わかってるのに、


それでも、
さきほど怒鳴られ、睨まれてるよりか

数倍……

……

……

……




「うるさい、分かってるし……」



そう言って
そのまま下を見てれば




「それとも、手じゃなくて、口にして欲しい?」

「陽がしてーんなら、いつでもするよ?」




って、今度は


久しぶりに見た、

和泉の優しい微笑み。




「……何言ってんの。今しないっていったくせに。」


……その顔に、

また、ころころ心が揺さぶられる。






軽すぎ……


和泉の言葉が、

頭の中で繰り返されて、




胸の痛みが、ますます酷くなる。








「ん。だから、一方的には、な。」



意味わかんない。

さっきまで、すごい機嫌悪くて、

私にあんだけ、酷い事いって、

あんだけ、私を振り回して、



それで……

それなのに、また、

優しく笑う。




いつも、和泉はそーなんだよ。

訳わかんない。