春休みなのになんてブツブツいいながら、望愛に連れられてやってきた。
そこは…。
「ひ、ひまわり園?」
ぼっろぼろの施設があった。
お世辞にも綺麗とはいえない…。
ピンポーンってチャイムを望愛が鳴らすとおじさんが出てきた。
いかにも優しそーな、サンタさんみたいな。
「今日からよろしくお願いしますね!
マツダさん!!」
と、深々くおじぎした望愛。
……んん!?
「まってよ!どういうこと!?」
「萌乃、わたし萌乃がコーラスやめたのほんとにもったいないと思うの!」
それだけいうと望愛はゆっくり後ずさりした。
と同時に、ひまわり園の奥のドアがあいた。
「なに?マツダさん。うるさいんだけど」
マツダさんは声の主を聞くとちょうど良かったという目で私を見た。
「だれ…で、ですか??」
人見知りの私にとってここまでのアウェイな空間はない。
「いや、それこっちのセリフなんだけど」
そんな私たちの様子を見てサンタさんみたいなマツダさんはとりあえず中に入りなよって言われて仕方なくそうした。
「で、改めて宜しくね。萌乃ちゃん。
マツダって読んでくれたらいいよ」
は、はぁ。
何も言えず頷いた。
そこは…。
「ひ、ひまわり園?」
ぼっろぼろの施設があった。
お世辞にも綺麗とはいえない…。
ピンポーンってチャイムを望愛が鳴らすとおじさんが出てきた。
いかにも優しそーな、サンタさんみたいな。
「今日からよろしくお願いしますね!
マツダさん!!」
と、深々くおじぎした望愛。
……んん!?
「まってよ!どういうこと!?」
「萌乃、わたし萌乃がコーラスやめたのほんとにもったいないと思うの!」
それだけいうと望愛はゆっくり後ずさりした。
と同時に、ひまわり園の奥のドアがあいた。
「なに?マツダさん。うるさいんだけど」
マツダさんは声の主を聞くとちょうど良かったという目で私を見た。
「だれ…で、ですか??」
人見知りの私にとってここまでのアウェイな空間はない。
「いや、それこっちのセリフなんだけど」
そんな私たちの様子を見てサンタさんみたいなマツダさんはとりあえず中に入りなよって言われて仕方なくそうした。
「で、改めて宜しくね。萌乃ちゃん。
マツダって読んでくれたらいいよ」
は、はぁ。
何も言えず頷いた。