「…んな〜！あんな〜！朝よー！」

「んん…」

ねむい。
あんだけ寝たのにねむい。成長期はとっくの昔に終わってますけど…
身長も158cmで止まっちゃったし。
まぁ遥太がちっちゃい女の子が好きって言ってたからいいんだけどね♪(実際小さくも大きくもない平均的な身長)

「ふわあぁ」

サラサラストレートヘアになりたいなぁ
なんてことを思いながら着替えた私を鏡にうつした。

「あっさごはーん♪」

ちょっと前に食べたばかりだけどね（笑）

そしていつも通りの支度をして家を出た。

「さぶーい」

「…」

寒いって言ったら前まで遥太が「お前には肉布団があるから平気だろ」ってバカにしてきたのに。ひとりで登校ひとりで下校が当たり前になってきてる。遥太……
今日こそは遥太と話すんだから！

そう決心した私は学校へと向かった。

「さっぶーい！」