いやいやいやそんな事ってありえるの?
漫画の世界だけだとおもったよ!
と山白高校に入学した私、佐伯柚花は絶望をした。

「えー。養護教諭は三郷隼人先生です。」

「ちょっ…柚花。保健室の先生男だって。最悪じゃん。行きづらくなるけど大丈夫?」

「萌ちゃん、大丈夫なわけ。最悪だ。」

昔から身体が弱い私は小学生の頃から保健室に通い休ませてもらったりそこで勉強をさせてもらっている。

「それでは三郷先生から一言お願いします」

「まぁ、とりあえず、入学おめでとう。高校生になったわけだがハメを外しすぎて怪我をしたり事故を起こしたりしないように。俺の仕事を邪魔しない程度に保健室をつかってくれ。部活はこう見えて美術部だ。絵には自信あるからなー。よろしく!」

まじかよ。よりによって私の入りたい美術部とか…てか立ちっぱなし無理…気持ち悪いしクラクラするし…もう…無理だ。バタッ