「みんなには言ってなかったけど
私、ずっとナオトのことが好きだったの。


それでね、ナオトに告白したら
OKもらえたんだ!
ほんとに嬉しくて、早く報告したくって!」




俺はできる限り自然な態度で、
精一杯の笑顔を作って答えた。


「‥‥そうなんだ!

おめでとう、良かったなぁ!
二人がうまく行ったなんて、俺も嬉しいよ!!」









‥‥そこで俺は、目を覚ました。




「うーん‥‥‥。」

顔をあげると、授業の真っ最中だった。