「まぁ、そうだろうな!

それを利用して、こうして入れ替わってるわけだし」


俺も笑って、そう答えた。





そんな調子で話しこんでいると、授業開始を知らせるチャイムが鳴った。
生徒はばらばらと散り、それぞれの席につく。


授業開始のチャイムは‥‥
まぁ、俺にとってはいつも睡眠開始のチャイムなんだけどね。




俺は席にすとんと腰をおろし、
それとほぼ同時に、机の上にうつぶせになって目を閉じた。



あー‥‥。
おやすみ、先生。





俺はいつものとおり、すぐに眠りについた。

‥‥けど。




『ガタンッ!』