よし、今から部活か。
部活の用意しなくちゃな。
机の中の教科書とノートを机から引っ張り出し、
カバンにつめこむ。
‥‥その時、
「ねぇねぇ」
誰かに声をかけられて、俺は顔をあげた。
「え、俺?」
目の前には女の子が一人立っていた。
肩くらいの長さの髪で、
ちょっと丸顔で、背が小さくて、可愛らしい感じの女の子だ。
たしか、同じクラスだったはず。
話したりとかはしてないけど‥‥
今日一日教室に居たから、クラスメートの顔はだいたい覚えた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…