三浦先輩の家は外見は肌色でまとまっていて、
茶色のレンガがサイドにあり、
そのレンガの↑には様々な色の花が植木鉢に立っている。
そして中にはさわやかな南国に居るようなマンゴーの
香りが漂っていて、カントリー風なリビングはちからっていず、きっちりと
片付いていた。
リビングに入ってきたときに見える大きな窓。
そこから見えるお庭は小さい子どもが遊びたがるような
オーラを漂わせている。
あたしがはボーッっとしていると、曲が流れて
あたしはそれで目が覚めた。
クラシックの曲・・・。
あたし・・こんな曲・・好きだな・・。
「ボーっとしてるけど平気?」
『あ、はぃ。』
あたしは顔を赤くして言う。
そして、先輩はキッチンに入り、白い丸型のポットと
コーヒーパックを用意しながらご機嫌に言う。
「梨恵ちゃんって加糖?ブラック?」
ぇっとあたしは苦いの苦いのが苦手だから・・。
『ぇ・・っとあたしは加糖です・・。』
そういうと三浦先輩はクスッと笑ってあたしを見た。
「苦いの苦手?かわいいね。」
か・・可愛い・・・・・!!?
あたしの顔は火照るばかりです・・。