木崎さんの手が頭から頬にずれていく。


一瞬だけ時が止まった気がした。




それと同時に
急に恥ずかしさがこみ上げて来た。



「いっ、、妹ならこんなことしちゃだめっ、、です、、」



視線を逸らしたけど
木崎さんは私を見つめたまま。


顔を近づけた。






「妹みたいで守りたいって思ってた。

だけど、、違うかもしれない。」




「え、、?」





顔を上げると


すぐそばに木崎さんがいて



身動きが取れないまま



そのまま唇を奪われた。