カチンときて、「そんなことない」って鳴き返してやった


けど、


由乃は小さく鼻息をたてると、そのまま塾の中にはいっていった


そんな。


自分だけが世界の不幸を背負っているみたいな


彼女の目と



彼女の声が



私は、大好きだった