「あ、あたし千香っていいます。
E組で、修二くんはD組だから、教室となりなんですけどぉ・・・」
修二は無言だ。
「今日すっごくカッコよかったです」
千香が熱をこめた声で言う。
「ありがとう」
と修二が平板な声で返す。
「あのっ・・コレ・・」
千香がポケットから取り出した紙片を差し出す。
小さく折りたたまれている、その閉じあわせに、ピンクのハートのシールが貼ってある。
アドレスが書いてあるのだろう。
E組で、修二くんはD組だから、教室となりなんですけどぉ・・・」
修二は無言だ。
「今日すっごくカッコよかったです」
千香が熱をこめた声で言う。
「ありがとう」
と修二が平板な声で返す。
「あのっ・・コレ・・」
千香がポケットから取り出した紙片を差し出す。
小さく折りたたまれている、その閉じあわせに、ピンクのハートのシールが貼ってある。
アドレスが書いてあるのだろう。