「祭!お前が産業スパイだって事はとっくにバレてるんだ!
こうなったら作戦変更!祭を捕まえて黒幕を吐かせるぞ!」
「こっちの方が人数多いんだからね!」
シチロー達は祭を睨みつけるが、祭は何故か余裕の表情を見せている。
「誰だか知らないが…
お前達、この現場を見られたからには、すんなりここから帰す訳にはいかないな」
そう口にする祭のもう片方の手には、どこで調達したのか、回転式の小型の銃が握られていた。
「クッ!…銃なんて持ってたのか!」
チャリパイ、絶対絶命のピンチ!
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