「では、私の高校でいいですか?
あ、でもたしか・・・」


私はまだ突っ立っている男達を見ると、
訳が分かったように2人も悩んでいた。

あまり関わらせたくない人達と一緒っていうのもあれだしね・・・
どうしたものやら・・・


「別に何もしねぇよ・・・」


いきなり口を開いた『朱雀』総長・・・
確かに守られるなら安心だけど・・・


「いっそのこと『玄武』もそこにするか?」


また無茶なことを言ってくれる。
天然なのかわざとなのか・・・


「別にいいですよ?俺らは
今までの話を聞いてる限りその人は信用できるんで、
それに、俺ら以外の四神は白羽学園ですしね・・・」


まぁ本人達がいいっていうならいいけど、
こっちにはまだ問題がある。


「貴方はどうなの?・・・白葉君」

「・・・別に・・・姉さんが来たんだ。
恩は返したい」


そっぽを向きながら言った白葉君は
顔を多少赤くしており照れていた。

兄弟はいいものだね?
そういえば、秋心配してないかな?
何も言わずに来ちゃったから
帰ったら怒られるだろうな・・・

とまぁ、さておき・・・