「そう、似合うと思わない?」
「「ブフッ」」
腹を抱えて笑い出した拓哉と陽希。
私が見せたのは、黒の多分パジャマかな?
それに、耳がついているものだ。
これを着た莉月は可愛いだろうな~
見てみたいよね?
「真白さん、さすがに若は着ませんよ」
まだ笑いが収まってない2人に、まだ言い合いをしてる2人、
何しようかと思いながら出入り口に行くと
さっきの女の人達がいた。
何?これって待ち伏せみたいなやつ?
私って人気者だったり?
な訳ないよね~・・・あるとしたら逆だよね?
『ちょうどよかったぁ。ちょっとつらかしてよ』
女というのに口が悪いね・・・
呆れかえって溜息がでてしまった。
『な!?馬鹿にしてんの!』
「いや、別にそんなこと言ってませんけど」
ただの溜息でそんなに興奮するのはやめていただきたい・・・
疲れるから。
『ただ遊ばれてるくせに!調子にのんなよ!』
手を挙げ、私を叩こうとするのを私は避けることもせず、見ていると
後ろから引っ張られシトラスの香りに包まれた。