「莉月・・・ずっと傍にいてね?」
「ふ、当たり前だ」
耳元でいわれた私は顔が真っ赤に
なっていたと思う。
「さぁ行こう、父さんに会いに」
莉月がいれば私は大丈夫なんだ。
何があったとしてもね?
繁華街を抜けてからすぐについた。
そこには、この前いったとき
莉月の家と同じぐらいすごい
日本屋敷がたっていた。
「極道ってこんなものなの?」
「まぁ殆どはな」
てことは、草薙組もこんな感じってかかとなのかな?
あとで、凪穂にきいてみよう。
すると、門が勝手に開き、
真ん中には白葉と私を部屋から
出してくれた男の人がいた。
「お久しぶりです、お嬢
お元気そうでなによりです」
「あ、あの・・・あの時はありがとうございます!」
まだお礼の言えてなかった私は
すぐにお礼をいった。