「……うっさい。分かってるし。」

悔しいから、
そんな事を言えば、

龍之介は
笑って、


「ん、でも、
柚ちゃんにまた会えたから嬉しい。」

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だめ!!!

何赤面してんのよ!!

恥ずかしくて、

つい、ドアを占めようとした私に、


「ちょ、ちょっと!!柚ちゃん携帯!携帯!!」

って。

あー。
そうだった(笑)

すっかり頭から飛んでたし。