「ども。」

あれ?
無愛想?


「あれ?なんか可愛い系かと思ってたけど、思ったより落ち着いてんのな(笑)」

いやいや、
いつもの龍之介なら

無駄な愛嬌振り撒いてるはずだけど?


「いや?そんな事ないよね?
どーした?龍之介?」


そう言えば、
今度はいつもの社交的な笑顔で

「スイマセン〜(笑)先輩、じゃ!俺達帰るんで♪」

そう言って、
私の手をとり、歩こうとする。