「よしりぃ今から俺んち行こうか…」




樹が立ち上がって台から降りた。
そしてあたしも…。




樹に向かって飛び降りた。






てか…。
この格好超ダサいし…。着替え持ってくればよかった…。




赤面になりながら、下を向いて樹と歩いた。






「りぃ何で下向いてんの?」






「ぃゃ…。ちょっとね…笑」





「何笑」




「この格好ダサい泣」




「ドンマイ笑」




仕事場から直で、海に行ったのが間違いだった。
だけど、そのまま家に帰るなんて事も出来る筈がなかった。


このまま帰って着替え持って行くなんて、逆に怪しまれてしまう。
そんなのは、まっぴら。
そしたら、そのま直で海に行けば怪しまれないで済む。





あたし我ながら頭いーね★
でもいつかバレたら…。







絶対に殺されるゎ笑





「…ぃ」




「りぃ!」





樹に呼ばれて、あたしは我に戻った。






「後ろに乗って★」






あたしは樹の後ろに乗った。



「よしゃぁ出発★」




ブォン…。




樹がエンジンを入れた。