着替え終わって、あたしは樹にメールを打つ。





《いっちゃんぅちもう家だけどどうしたの?何かあった?》







メールを返して、返事待ち。







「りさ大丈夫?」





七海が心配そうな顔で声を掛けてきた。






「ん…大丈夫。」






嘘。
本当は大丈夫じゃなかった。
あの出来事があって、今凄いショックが大きい。
もし、あの場面を見ていなかったら今普通に笑って帰っていたんだろうな。






「本当に?」






「ぅん平気。つかこっちに帰ってきたら泣けなくなっちゃったよ笑」





~♪~♪~





樹から、返事が返ってきた。


そしてその内容を見て、また悲しい思いをする事になる。



《変な奴にボコボコにされた》







え…。







《何で?!》







あまりのショックで、言葉に出来なかった。