「いや、服とかは良いよ、安いもんだし、それより…」

あ、はい、もう何でも…とも思っていたら、意外なことで私は固まることになってしまった。

「俺の恋人をしてよ。」

「そ、そんなこと…」

「あ、ごめんごめん、恋人と言ってもふりだから。」

なおさらだよー。

そんな私の心の声はバレバレだったらしく、

「さっき何でもするって言ったよね〜。」
最後の悪あがきも通じず、これから私はどうなっちゃうんだろう…。