♡♡♡♡ ――ガシャンッ!! 休日の朝、いつもよりずっと遅く起きて着替えていると1階の方から何かが割れる音が聞こえてきた。 「何事!?」 まだ首にひっかかっていたパジャマの上を脱ぎ捨てて、お気に入りのワンピースを身に付けてからリビングへ向かった。 「湊君、どうしたの!?」 「それ以上入ってくるな!!破片踏んだらケガするから」 私にそう指示してキッチンに向かう湊君。 リビングの床の一部で砕けていたのは……。