うわー、先生のところに行くの怖いなー。
「実花、付いて行ってあげようか?」
「ありがとう若菜ー!!大好き」
こんな優しい提案してくれる若菜は私にとって天使的存在です。
そして私と若菜はHRが終わってから英語準備室に向かった。
若菜には廊下で待っていてもらって、私だけ準備室の中へ。
「失礼します、1年6組の二條です」
「あ、来た来た二條さん。課題の件で話があってねー」
びくびくしながら先生が座る事務机のもとまで向かう。
先生は机の上に私のノートを広げて言った。
「課題のページが7ページ分ずれちゃってるの」
「……え!?」
「だから、最初の7ページ分が足りなくて、最後の7ページ分が余分なのよー」