♡♡♡♡ 「……か、おい実花!!」 「はっ!!」 私の名前を呼ぶ声に、はっと目を覚ましキョロキョロとあたりを見渡す。 「……私の部屋じゃない!!」 「そりゃ、俺の部屋だからな」 ……あ、そっか。 私湊君の様子見に来て、湊君に捕まったんだった。 結局手を離してもらえなくて、湊君のベッドに突っ伏して寝ちゃってたのか。