……よし。湊君の様子見に行こう。


机の上を片付け、終わらせた課題をカバンの中に入れてから自分の部屋を出た。


コンコンッとノックしてから湊君の部屋のドアをそっと開ける。

部屋の中はちゃんと暗い。
スマホを使っている様子もない。



ホッとして、ゆっくりと湊君が横になるベッドのもとに向かう。


暗闇に目が慣れてきて、湊君の寝顔もきちんと確認できた。

そっと額の上に手を乗せて簡単に検温。


……うん、ちゃんと熱下がってきてるみたい。
良かった。