気付くと俺の足は欄の方へと歩いていてもう引くに引けない状況。

だからひたすら冷静をよそおって

「あれ?欄?」

って声をかける。

内心ではもう爆発しそう……

ふざけんな。お前ら何欄に触ってんの?

てか彼氏どうしたんだよ。拓也の野郎欄を1人にしやがって……

何考えてんの。マジで……‼

「あ」

あじゃねーよ…何してんの。

今ここで文句言いたいけどこっちが先だよね。