つぎの日。
いつも通り学校に行くと


彼女はまだ来てなくて
勉強する気になるわけもないので


五線譜ノートを出して
昨日弾いてみていいなと思ったところまで
書いていた。


すると彼女が登校して来たらしく
教室の外から


彼女に対しておはようと
挨拶する声が沢山聞こえてくる。


俺はいつも通りスルーして
五線譜ノートに向かっていると


彼女はいつの間にか俺の前に来ていて
有名な彼女が地味な俺の前に来ると


凄く目立つわけで
クラス内はもちろんクラス外も


女子も男子もザワザワした。
俺は全く気にならなかったけど、、。


俺の前に立つ彼女は
何を言い出すかと思えば


「おはよう。」


って少し不機嫌?怒り?気味な
テンションの低い声で言った。


そして、続けて言った。



「私が誰と一緒にいようが
私が誰と仲良くなろうが
私の勝手でしょ!」


と少し怒り気味で一気に言った。
その後、彼女が何かを言おうとしてたから


ピアノの事を言われたらまずいと思って、
彼女が言葉を発する前に
彼女の言葉に応えた。


「だったら、少し付いてきて。」
と言った。ただの口止めをしに教室を出た。