兄の友達も昔シンナーを吸って学校の屋上から飛び降りた事があった。

                        
私は改めて薬の恐ろしさを知った…――
                                    

「亜美ちゃん?…お願いやから自分を責める事だけは…せんといて?」



『でも…私が気付いてあげれたら…ッッ』




パチンッッ…――


松の母は私の頬をひっぱたいた…




「違う…あの子は…亜美ちゃんにはいつも笑っていて欲しいんやで…亜美ちゃんは自分を責めんといて…」



『………』


私は松の母と共に大泣きした…――