今わたくし、櫻木夢子は人生最大のピンチです…。

「あああああの…」

「…」

「ほ、ほんとにすみません!!」

「…これ、水でしょ??無害だし。大丈夫だよ。ちょうど暑くて水浴びしたいと思ってたんだ。」

そう言って微笑む目の前のイケメンさん


…ああ。

王 子 様 ! !

運命の王子様!!!

始まりは1時間ほど前のこと