私は萌々。
違うクラスの柊と付き合ってます////
柊はそれなりにイケメンで、
それなりに女子からモテている。
私も自分で言うのはなんだけど、
それなりに男子とも仲が良く、男友達も多い方だ。
柊はかなりのヤキモチ焼きで、
何かとダイタンな1面もある。
でも私はそれほどヤキモチを焼かないタイプで、
柊の機嫌をそこねる事もしばしば。
ある日柊のクラスが移動教室で
私のクラスの前を通った時、
柊は予想通り女子たちに
囲まれていて。
なんだか和気あいあいと楽しそーに
話していたが、別にそれを見て
どうという事は無かった。
私は柊が人気な事は知っていたから、
それを見ながら
あー、今日も人気者だな〜
と、のんびりと思っていたりした。
対照的に柊は、私がほかの男子と
仲良く話していたりしている所を見ると、
怪訝そうな表情をうかべ、
家に着いたらLINEで
「今日あいつらと何話してた?」
と聞いてくる。
私はそれほど重要な話をしていた訳では
無かったので、
「別に普通の話だよ〜」
と返しとく。
すると柊は、
「ふーん…」
と返し、
「どうかしたの?」
とこちらが聞けば、
「何でもない」
と、上手く誤魔化される。
私の中にはなんだか
モヤモヤしたモノが残り、
スッキリしなかったので、
明日柊に直接聞いてみよう
と、決意した。
次の日朝、私はいつもの様に、友達の
陽奈(ヒナ)のクラスに遊びに行く。
「おーーい、陽奈ー!はよー!」
「わ、萌々!おはよ〜」
「あ、春川、おはよー」※春川→私の名字
「あー、雄翔(ユウト)、はよー!」
いつもこんな感じで挨拶する。
私と陽奈は同じ部活で、陽奈は朝部活がない日は
来るのが遅いから、朝部活がある日しか
こんな事は出来ない。
雄翔とは去年同じクラスで、仲も良かったから、
いつも挨拶している。
萌「ねー、今日の給食何だっけー?」
陽「自分で見れば良いじゃん笑」
萌「あ、そーだねー笑」