関東No.1の暴走族、暁月ーakatsukiー
関東No.1の 組 、東浦組ーtouragumi−
この2つを敵に回した者は、どこの誰であっても必ずこの世から消される。
ほら、またここにも哀れに嘆く馬鹿が、一匹。
[ひぃっ!!!や、やめてくれよ、たのむ、から、]
「それは無理な相談だろ。ウチの区分は薬物とか婦女暴行、。。。、禁止。って、知らねぇ、、、、わけねぇよなぁ?」
男は綺麗に輝く金色の髪を風に靡かせ、丸い瞳を三日月型に歪め、柔らかい声で目の前にいる涙でぐちゃぐちゃの顔を地面に押し付けた男に笑いかける。
[そっ、それはっ、!!!]
「おい。」
金髪の男の後ろに現れた、漆黒の男。
その男が持つオーラは、皆を震え上がらせ頭を下げさせる。
「お〜藍。どーする?こいつ。」
金髪は恐れることなく、藍、と呼んだ男に瞳を向ける。
「あ?んなの、沈める以外あるわけねぇだろ。
お前遅ぇんだよ。早くヤれ。」
「あ~今日はここまでか〜
てことで。お前ら、後よろしく〜」
金髪は周りを囲んでいるサングラスをかけた黒ずくめの男たちに涙でぐちゃぐちゃの男を渡す。
男の顔は、絶望の色をしていた。
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