ホワイト・ライ―本当のこと、言っていい?
青春・友情
完
1
野中 和音/著
- 作品番号
- 1357612
- 最終更新
- 2017/02/23
- 総文字数
- 110,365
- ページ数
- 207ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 222,347
- いいね数
- 1
- ランクイン履歴
-
青春・友情38位(2017/02/28)
- ランクイン履歴
-
青春・友情38位(2017/02/28)
嘘をついた。
大切な友達を、報われない気持ちを
守ろうとしたつもりだった。
人助けの嘘、悪意のない嘘。
ホワイト・ライっていうやつだ。
誠実で、でも薄情なあいつは言う。
「黒板消しとか、真っ白だけど汚ねえだろ。
白い嘘ならいいとか、俺は思わない」
偉そうに言わないで。
突然いなくなって、いきなりまた現れて、
私の心を揺さぶるけど。
きっと今もどうせ、
ほかの人のことを想ってるくせに。
でも、もう、本当のこと、言ってもいいかな。
―――――
ノベライズコンテスト課題曲
「ブラックボードイレイザー」
から生まれた物語です。
大切な友達を、報われない気持ちを
守ろうとしたつもりだった。
人助けの嘘、悪意のない嘘。
ホワイト・ライっていうやつだ。
誠実で、でも薄情なあいつは言う。
「黒板消しとか、真っ白だけど汚ねえだろ。
白い嘘ならいいとか、俺は思わない」
偉そうに言わないで。
突然いなくなって、いきなりまた現れて、
私の心を揺さぶるけど。
きっと今もどうせ、
ほかの人のことを想ってるくせに。
でも、もう、本当のこと、言ってもいいかな。
―――――
ノベライズコンテスト課題曲
「ブラックボードイレイザー」
から生まれた物語です。
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