「おまえは、三島課長のために、こんな危
険なところにいるのか?」
 少し空気が変わった。
 「今、自分がどういう状況に置かれている
か、考えろ!」
 なんか、公平怒らせたみたいで・・・
 「おまえは、三島課長のことより、今、オ
レがおまえのこと、襲ったらどうするつもり
なのか、そっちを心配しろよ」
 どうするって、確かに襲われてもおかしく
ない状況だけど、というより買われたわけだ
から・・・
 「でも、公平、そんなことしないでしょ」
 「どうしてわかるんだよ。おまえは、甘過
ぎなんだよ」
 そう言って公平は、立ちあがると、いきな
り私をベッドに押し倒した。
 「例えば、腕をこうやって」
 腕を押えつけられたまま、私の上に乗って
きた公平と・・・見つめあって・・・