「あっ公平」
 「なんだよ」
 「電気!」
 そう言って、私は、枕元の電気消したのに
 「これじゃぁ、真っ暗で何も見えないよ」
 そう言って、せっかく消した電気。公平が
すぐにスイッチを入れてしまうから、スイッ
チの取り合いが、始って、電気が、ついたり
消えたりを繰り返していた。
 「ばか、エッチ」
 そう言いながら、再度スイッチに、伸ばそ
うとした手は、阻止され、私の両腕は、公平
に掴まれて、押さえられたまま
 「えっ・・・」
 公平の唇が、いきなり重なってきた。
 もう、こういうとこは、強引なんだから。
 不意打ちのキスのおかげで、ほどよく力が
抜けていった。
 胸がドキドキで、もう抵抗出来ないよ。
 公平は、キスの途中で、スイッチのつまみ