「いてー!わざわざこっち通らずに、左側
通れよ」
 これ以上、公平と三島課長のことについて
話したくなかった。
 きっと公平と話しても平行線たどるだけだ
と思ったから。
 後ろで、公平の声してるけど、私は、その
まま歩きだしていた。