「そ、それは...ね?」


「お前はそんなに俺と離婚したいわけ?」


そんなことないってわかってるけど

いじめてやんないと気が済まない。


「なっ...わかってるくせにイジワル...!!」


「あ?そんなの今に始まったことじゃねぇよ」



「...くない」



「なんて?聞こえねぇんだけど」


「...したくないに決まってるでしょ!!」



「それでよしっ」


愛優のその言葉を聞いて

離婚届をビリビリと破った。