《愛優said》



あれから、みんなに妊娠したことを言うと

自分のことのように喜んでくれた。


女の子か男の子かは秘密にしてもらってる。


生まれた時に楽しみでしょ?


日に日に成長していくお腹を見て
この子達も必死に生きてるんだなぁって思う。



この子達にももうすぐ会える。


「もう臨月か、早いな 」


隣に座ってお腹を撫でてる翔琉


臨月だからだいぶお腹もおっきくなって
自分一人じゃとてもじゃないけど
生活できないレベル


しかも、一人ならまだしも倍だし...?



「パパはお前たちに早く会いたいでちゅよ~」



なーんてもうすっかり父親気分。


「ふふっ...翔琉って親バカになりそうだよね」



娘とかできたら、結婚とか許してもらえなさそう。



「うっせぇ...絶対ならねぇし。

俺はいつでも愛優バカだからな」



なっ...///


そういって翔琉は私の唇を奪った。