「関係なくないでしょ!紗由!アンタいい加減にしなさい」




「うるせーて……」



あー…うぜー。




部屋行こ−……。



そう思って立ち上がった時だった。



「紗由っ!待ちなさいよ!」




グイっ




ブチブチ………




……カシャンっ



母親が私の携帯ストラップを引っ張って、止めた拍子にちぎれて……壊れた。