赤の他人の私を…愛してくれた彼と彼の母親はとても優しい、優しい心の持ち主だった。


でも私はこの人達にただ甘えてるだけだった。



彼氏、その家族を私は利用して……捨てた。



私は初めから彼を愛してはいなかった。



私には彼と付き合う前からずっとずっと好きな人がいた。



彼に愛を感じないまま私は彼と付き合ってしまった。

彼が告白してくれて…こんな私を好きと言ってくれる事が嬉しくて…ただ愛が欲しくて私は彼と付き合った。


家庭環境に恵まれてない私は愛と言うものに飢えていた。


ただ誰かに愛して欲しかった。



愛が……欲しかった。