「ねえ、ひな君。」

「ん?なに??」

君が笑っているその笑顔が大好き。

エクボができていて心からほっとする特別な笑顔。

私のものなんだと思うととても嬉しい。

「??なにニヤニヤしてるの?」

あ、知らない間に顔に出てたんだ。

恥ずかしい……// //

「いや、何もない!」

「??変なのー。」

今のを言うなんて絶対にできない!

って、思うけど他の恋人達はこれを言葉にしてるのかな……。

「ゆうちゃん!」

「!!な、なに?」

「もー、またぼーっとしてたよ。」

「あ、ごめんね。ちょっと考え事してた。」

また、知らない間に自分の世界に入ってた……。

危ない、危ない。

いつも、ひな君に注意されるんだけどなかなか治らなおんだよね。

「ゆうちゃん。悩み事ならいつでも聞くよ??」

「へ??いや、悩み事じゃない!大丈夫だよ!!」

「本当に??」

……私、ひな君のムーってしてる顔に弱いんだよね。

絶対なんでも言っちゃう。

可愛いし、ちょっと申し訳ない気持ちになる……。

「えと……実は、笑顔が素敵だなー。って/// ///」

は、恥ずかしー!!

「……だ、誰が?」

あ〜、ひな君目が真ん丸だよ。

絶対何いってんの、こいつって思われてるよ〜。

「ひ、ひな君だよ??」

「…………そ、そ〜?ふ、ふーん。あ、う、うん。/// ///」

あ、あれ?ひな君顔真っ赤だ。

ね、熱?

いや、でも急に熱とか無いよね?

ど、どーしよう。

「ひ、ひな君大丈夫?顔真っ赤だけど…。」

「だ、大丈夫だから!!こ、これは照れてるだけだから!」

「て、てれてる……??」

「いや、ちが……わないんどけど、いや、えーと、その……」

「……??どーし……きゃっ!」

ひな君がいきなり、抱きしめてきた。

ギューって強く、強く。

大好きだーって言われてるみたい。

ひな君の腕の中は暖かい。

「急にどうしたの?」

「んーん。何にもない。」

「本当に??」

「うん……。なんにも、ないよ。」

少し、さみしそうな声。

何かあったのかな?