あ、ここからが私が知ってること。

今までのはお父さんに聞いたことなの。

「「おい、由美!!いい知らせだぞ!!」」

「「なーにー?お父さん?いつもより早起きじゃん。」」

「「あってほしい人がいるんだ!俺の大切な人!!」」

ふふ、あの時のお父さんは顔が真っ赤で緊張してか声が1段と大きかったな。

今思い出すと笑えてくる笑

「「……いいよ?そんなことより!!早く行かないと仕事遅刻するんじゃない?」」

「「え、お、おおう!そ、そうだな!?」」

「「私ももう出ないといけないから早く出たでたー。」」

この頃の私はツンデレで嬉しかったけど表面にはなかなか出せなかった。

なんだか恥ずかしくて笑

学校からの帰り道、なんか道に迷っている人を見つけたの。

私は人をほっとけない正確で、子連れの人女の人に声をかけたの。

「「あのー、大丈夫ですか?」」

「「……!!あ、ごめんなさい。ここの近くのはずなんだけど道に迷っちゃって……。」」

「「私の家もこの近くのはずですし一緒に行きますよ?」」

「「ありがとう!」」

すっごく可愛い人だなーと思って借りた地図を頼りに進んでいったの。

……ここで気づかな私も馬鹿よね笑

段々、おかしいことに気づいたの。

あれ?私の家に進んで行ってる……。

再婚相手……??

いや、お父さんが報告なしに……あるわ。

報告なしにやるわ。

そう悶々と考えながら進んでいったの。

そして、あっという間に到着。