「よし…」 もう後戻りも何もできない。 それで、いいんだよね。 きっと後悔しない。 ……ううん、絶対にしない。 「行こう」 あたしはあの時透麻の総長室で見つけたリストを片手に握りしめ1階の皆がいるリビングまで降りた。 ……大丈夫。 透麻、あたし後悔もなにもないから。