驚いたことに、あんな噂までたてられた塚原だったが、塚原人気も落ちなかった上、怪我をして以来毎日のようにやってくる。

夏音は内心何度か、バカなのではないか?と疑ったが、やめた。

本気で心配してきてくれていることをわかっていたから。







「ねぇ、先生。もう大丈夫だよ?重いでしょ?毎日毎日着替え持って来てさー、いっそのこと置いとけば?とさえ思うよ?それ。」





「置いといたら、それこそ彼女みたいじゃん?てかさーそろそろこっちから連絡すれば?案外、待ってるかもよ?」