「霧埜・・・悠くん?!」




横から顔を出したのは、悠だった。







「うん。機材・・少し壊れちゃったね。」







こうしてなぜか、悠と夏音、そしてもう1人の男の子は3人で職員室へと謝りに行くことになった。







「すみません!」




夏音が謝るよりも先に悠と男の子が頭を下げ、男の子は自分がぶつかってしまったと説明した。







「中川(ナカガワ)!驚きすぎた!」




先生は笑って怪我がなかったなら良かったと許してくれた。