「そのまんまの意味ですけど、何か?」 ため息まじりに夏音は言い、棚に腰掛けた。 その目の前に立ち、睨みつけながら質問をする。 「進路・・・変える気がないんだな!」 「あーはい!変えるわけないでしょう。」 笑った瞬間、夏音は顔を思いっきり殴られた。 「痛っ!」 夏音が睨みつけ返すと、 「何だ?その目は!」 2発、3発と殴られる。 2時間目終わりのチャイムが鳴る頃、