「ホント人使い荒いんだから・・・」




夏音はブツブツ言いながら、廊下に出た。










ドン!!!!!







突然人がぶつかってきて、機材と一緒に廊下へと倒れ込んだ。











「大丈夫か?」




心配そうにこちらを見ている男子・・・




「誰?」




思わず夏音は聞き返した。






「わりぃ。俺がこいつを驚かしたからぶつかっちゃって・・・。怪我ない?」