手を差し出した。 「私は応援するよ。」 手を握って立った夕輝に笑いかけた。 「諦めたくない。けど、あいつやばいって噂だし、今日の感じもなんか怖いっていう感じだったんだよね。」 「小久保。西川には、進路はもう一度考え直してみるって伝えておきな。私がどうにかするから。」 「どうにかって・・・あぶねーよ。」 「私、許せないの!私も音楽がやりたいから。だから・・・私に任せて!!」