「うん。・・・それはね、わかってるんだ。どうしたらいいのか分からなくて、だから今まで何度もまさやんと一緒になろうかなとか考えてた。何か変わる訳じゃないんだけどね。」





「そっか。まぁ、俺は夏音が幸せだって思えるならいいと思ってるよ。ただ、無理するのは駄目だよ?ということでさあ、そろそろ始まるから俺は先に行くよ。新曲の時までゆっくりしてて。」





「待って!!夏祭りで歌った歌・・・歌わない?」




夏音は夕輝の腕を掴んだ。







「OK!!じゃあ・・・あれも歌おうよ。あの革命の曲!」




夕輝は嬉しそうに笑った。