「いやいや!変わるでしょうよ!」





「それに、奏っつったっけ?来るかもしれないんじゃん?あいつ不思議だよな。サッカーしてるとことか見てるとさ、ますますすっげー似てるなって感じるよ。そんな奴と出逢うって奇跡だよな。」




そう言いながら、懐かしそうな顔をする夕輝。





「うん、そう・・だよね。」




夏音が返事をすると、





「俺は夏音が夏音らしくいるのを、瞬も望んでんじゃないかなって思ってるよ。だから今回も誘ったし、あん時に止まった時間が何か変わるかなって。」




夕輝に言われ、はっとした。